犬の皮膚病(痒み)の原因を見極める
皮膚病は、体には不要なアレルギー物質、有害金属、毒素、老廃物などが多く溜まった場合に、それらを皮膚を通じて体外に排出しようとして起こる場合があります。
そのため、昔から皮膚病は、体の毒出し(解毒作用)と言われています。
皮膚病の薬や皮膚の洗浄は、かえって体に不必要な化学物質(毒素)を取り入れてしまうために、症状が余計にひどくなる事があります。
ステロイドなどの強い薬は、薬への耐性や依存性、副作用などの心配があるばかりか、肝臓や腎臓などの内臓に大きな負担をかけるため、体本来が持つ解毒能力を低下させてしまいます。
皮膚病の根本治療には、胃腸(内臓)の働きをきちんと整え、排便や排尿などの体本来が持つ解毒作用を正常に保つ事が大切です。
そして、毎日の食事内容や飲料水、生活環境にも十分注意して、体に不要な物質を極力取り入れないように管理していく必要があります。